おとなたちと話し合おう
ひとりで、または子どもだけで、毎日登校したり、公園で遊んだり、習い事へ行ったりするのも、フツーだと思っているひともいるんじゃないかな?
じつは、、、そんなことはないんだよ!
まず「安全」について学ぼう。
あなたが暮(く)らすのは「安全なまち」?それとも「キケンなまち」?
今、このWEBサイトを見ていることから予想すると、きっとあなたのまちは「安全なまち」なんじゃないかな。
どうしてわかるかというと、あなたが安全について学べるこのWEBサイトに関心がありそうだから。
安全への意識(しき)が高い人がたくさんいると、まちはどんどん安全になるよ。
悪いことをしようとする人がそこには近よりづらくなるから、怖(こわ)いことやキケンなことが起こりにくくなるんだ。
しかし、全国のさまざまなちいきで、子どもが犯罪(はんざい)の被害(ひがい)にあうことは、残念だけどたまに発生しているね。
「これまでは安全だったから」とか、「いま、安全だから」といって、この先もずっと安全かというとそうではないんだよ。
子どもが安全に暮(く)らせるまちは、おとなたち、シニアたちにとっても安全なまちということ。
だから、だれもが「守ってもらう」存在(そんざい)であり、「守ってあげる」立場でもある。
それならば、子どもたちもまちのために役に立つことができるかも。
それって、ちょっとかっこいいよね!
このWEB教材では、あなたが、自信を持ってどうどうとおとなたちといっしょにまちの安全のために活やくできるよう、さまざまな知識(しき)や情報(じょうほう)を提供(ていきょう)するよ。
学んで、動いて、考えて、クイズに答えながら、安全のためのチカラや知識(しき)を身につけてね。
ミッションクリアで、[ちいき安全マスター2.0]というタイトルがもらえるよ。
おとなも含(ふく)めたまちの人々の集まりで、子どもがリーダーシップをとるって、すごくかっこいいよね。
しかも、子どもがまじめにちいき安全を考えていることがわかれば、おとなたちはもっと真剣(けん)になるし、あなたより小さい子たちはきっとあなたのようになりたい、とあこがれるよね!
あなたが[ちいき安全マスター2.0]を目指すことで、「安全への意識(しき)が高い人がたくさんいるまち」になる。すると、もっと安全になるよ!
では、ここで、実力チェック!
びーあんのクイズによーく考えてから答えてね。
今、あなたのまちが「安全」なのは、①だれかが ②何かをしているからなんだけど、
さて、①はだれでしょう? ②は何でしょう?
考えてから、びーあんをおしてね。
まちが「安全」なのは、①だれかが ②何かをしているから?
正かいは、
「まちの人々」、②は「長年、安全のために行動をしている」だ。
「まちの人々」というのは、自治会や防犯(ぼうはん)団(だん)体、安全活動ボランティアの住民の他に、あなたの家の人、友だちの家の人、上級生や先輩(ぱい)、学校の先生などがいるよ。
「長年、安全のために行動をしている」というのは、見守り活動、徒歩・自転車・青色回転灯付き車両(青パト)パトロールなどの防犯(ぼうはん)活動があるけど、それだけじゃないよ。
「子ども110番の家ステッカー」、「あいさつ運動」、さらにはちいき清掃(そう)活動、学校との連携(けい)や協力、ご近所さんとの情報(じょうほう)共有、ガーデニング、などなど。
「まちの安全」をキープするためには、さまざまなことをより多くの人と共に、意識(しき)して行わなければならないよ。
[ちいき安全会議]は、同じまちに住むさまざまな年代の人々が集まって、まちの安全について情報(じょうほう)を共有したり、話し合ったりする会議のこと。
今現在(げんざい)、実施(じっし)している安全活動についての情報共有や、まちや子どもの安全の課題や問題を解決(かいけつ)するために話し合ったり意見をまとめたりする。
自治会や学校などが中心になって開催(かいさい)しているちいきもあるし、会議の名前はいろいろだよ。そういう会議が全くないというところもあるし、別の会議の中で、まちの安全についても話し合うというところもあるかもしれない。それぞれ、いろいろあるけれど、多くのまちでは「安全」のための話し合いが行われている。
でも、あなたはこの会議に参加したことある?
多分、今は「おとなだけ」の会議だよね。
だ・け・ど・
「だれもが「守ってもらう」存在(そんざい)であり、「守ってあげる」立場でもある」
だ・か・ら
子どもがおとなを招いて安全について協力しあうための会議をしよう!
ひらがなの「ちいき」で始まる[ちいき安全会議]という名前はね、子どもからさそった会議と、はっきりわかるようにしたんだよ。
では、さっそく会議に向けて、準備(じゅんび)をしよう。
この準備(じゅんび)も、あなたの防犯力をアップさせるよ。
コミュニケーションを取ったり、アレンジしたりするのが上手になるし、多くの人々と話したり相談することで、顔みしり以上の仲間になるから。
会議の開催(さい)方法と準備(じゅんび)について、びーあんに聞いてみよう。
[ちいき安全会議]マニュアルがあるから、ここからダウンロードして使ってね!
[ちいき安全会議]はこうして開催(さい)するよ
[ちいき安全会議]開さいするのためのマニュアル
1.会議の場所と日時を決めよう
会議をする場所や日ていを決めましょう。
お金がかからなくて、みんなが集まりやすい場所と日時を選びましょう。
例えば、、、学校、公民館、集会所などの公共しせつなど。それぞれの場所の借り方はおとなに聞いてね。
2.参加者を決めてしょう待しよう
ちいきのおとなや町内会の人、お父さん・お母さん、先生など、子どもの安全活動をしている人や、関心や関連がある人を招待しましょう。
ダウンロードした案内状(じょう)を渡す前に、まずはお話しして参加できるかどうかをたしかめよう。
いきなり招待状(じょう)をわたされたら、おとなもびっくりしちゃう。
社会のルールだよ。おぼえておいてね!
3.話し合う内ようを決めよう
会議で話すことや取り組むテーマを決めておこう。
安全の活動はいろいろあるから、1回の会議のテーマは1〜2つにするといいよ。
例えば、あいさつ運動、ウォーキングバスの開さい、地域安全マップづくりなど、やってみたいことや、自分たちのまちでできそうなことを考えてみよう。
4.ご案内を作ろう
会議の日時や場所、話す内ようなどを書いた案内を作ろう。
ダウンロードしてつかってね。
5.必要な資料(しりょう)を用意しよう
会議でみなさんに見てもらう資料(しりょう)を準備(じゅんび)するよ。
たとえば、データや他のまちの例、新聞記事など、必要なものを考えてみよう。
会議の前に渡しておいた方がいい場合もあるよ。
ここまでが準備(じゅんび)。
マニュアルにそって一つずつ進めてみよう。
こまったら、家族やおとなたちに助けを求めてね。
すべて子どもだけでやらなきゃ、と考えるのでなく、それぞれの立場でできることを確認(かくにん)し、みんなで協力するということが大切。
これが「ちいき安全」のきほんだよ!
[ちいき安全会議]を開くのがちょっと不安?
ならば、ここでもう少し安全についての学びを深めよう。
そもそも、あなたの住んでいるまちが、犯罪(はんざい)に強いまちかどうか、知っているかな?
びーぜんをタップして、【はんざいに強い3ポイントH•T•3】という表を見てみよう。
この表の9つのわくに安全のポイントが書いているよ。
それぞれがきちんとある、しっかりできている、ならばそのまちは犯罪(はんざい)にとっても強いんだ。
でも、全部が全部、うまくできているまちは、あまりない。
しかも、いつも「大じょう夫」って安心しちゃうと、みんなの関心が低くなって、犯罪(はんざい)が起きやすくなっちゃうことがあるから、油断禁物(ゆだんきんもつ)だよ。
「犯罪(はんざい)にどれくらい強いかな?」って、あなたのまちや、となりのまちを思いうかべてチェックしてみよう。
これら3ポイントを、チェックしよう。
あなたのまちは安全?
チェックするのはこの表にあるそれぞれのわくだよ。
この表は【はんざいに強い3ポイント】略してH•T•3。
「犯罪(はんざい)が起こりにくい」か、起こりやすいか、がわかるよ。
*くわしいせつめいのダウンロードもできるよ。
次に、チェックシートをダウンロードして、わくの中のそれぞれのポイントを見てみよう。
ちいき安全はどうして必要?
ちいき安全は、子どもからシニアまで、みんながこわいと思わずに、安心して毎日すごすためにとっても大事なことだということはわかるね。
何年も何十年もこのちいきで暮(く)らしてきた人々が、大切に守ってきたまち。
それをこの先、何年も何十年もずっとつなげていきたい。
もし、犯罪(はんざい)がおこってしまったら、みんなで大切にしてきたものが一瞬(しゅん)でこわれてしまう。
それはみんなとても悲しい気持ちになっちゃう。
だから、子どもだけでなくみんなのために、犯罪(はんざい)がおこらないまちづくりが必要だよ。
まちを守るために、どのようなところに注目すればよいか、動画をみてみよう。
みんながこうして「まち」を守っているんだよ。
まちを守るための活動
防犯のカンバンや旗(はた)を立てると、「このまちは安全への関心が高い人々が住んでいる」と思わせて、悪いことをしようとする人を遠ざけるチカラがあるんだよ。そして、交通安全のカンバンは、運転する人々に、事故を起こさないように気をつけることを忘れないようにする効(こう)果があるよ。
大事なのは、ちょっとあぶないな、きたないな、と思う場所をそのままにしておかないこと。きれいにしたり、安全にしたりすることが大切。
知らんぷりしちゃダメ。
いつも、まちをよくしようと考えて、行動することが、みんなが安心して暮(く)らせるまちを作ることにつながるよ。
子どもによるみんなのための安全
あなたが、ちいき安全活動をすると、ものすごくたくさんのメリットがあるよ。
そのメリットとは、、、
・子どものメリット
-安全についてもっと学べるし、みんなで協力することの楽しさを知ることができる。
・おとなのメリット
-子どもたちが安全な行動をするのを見て、安心できるし、みんなで守り合うまちになる。
・シニアのメリット
-外出がもっと楽しくなるし、子どもたちから元気をもらえる。
*シニアは、だいたい65才以上の人たちのこと
・ちいき全体のメリット
-みんなが「幸せ」を感じて、将来にもよい。
・未来へのメリット
-子どもたちが大人になったときに、安全なまちづくりができる。
そして、そのスタートはゼロからじゃない!
こんなにメリットが多いよ。
では、もっとくわしく見てみよう。
これらのメリットについて、びーあんにもう少しくわしく教えてもらおう!
たしかめてみてね。
あなたのちいき安全活動が生み出すメリット
【子どもたちのメリット】
〇自分が大事になる-お手伝いをすることで、ちいきの役に立つ大切な役割(やくわり)を果たしていることがわかるよ。そして、そんなあなたがとっても大切な存在(そんざい)。周りの人々から大切にされるし、自分のことを大切にできるよ。
〇学ぶことがいっぱい-安全についてたくさん学べて、友だちや家族との話し方も上手になるよ。
【おとなたちのメリット】
〇安心できる-子どもが協力してくれたり、がんばる姿を見ると、おとなもちいきが安全だと感じて安心!
〇みんなで協力-子どもから学ぶこともあるし、もっとみんなでチカラを合わせて協力するようになるよ。
【シニアのメリット】
〇安全がます-ちいきがもっと安全になって、シニアも安心するよ。
おじいちゃんおばあちゃんも、安全なまちなら外に出るのがもっと楽しい。
〇友だちがふえる-子どもたちと話すことで、年代の違(ちが)う新しい友だちができるかも!シニアの方は、子どもたちと会うと元気がもらえるってよ!
【ちいき全体のメリット】
〇みんなが安全を感じる-まちが安全だと、そこに住む人みんなが幸せを感じられ、悪いことが少なくなって、みんながよりよい生活を送れるよ。
〇みんながなかよしに-いろいろな年代の人たちがなかよくなって、みんなで助け合うようになるよ。
【未来のメリット】
最大のメリットは、あなたのおかげで、未来の子どもたちも安全になることだよ。
あなたの身についた安全に暮らすための知識(ちしき)や情報(じょうほう)、ネットワークは、おとなになったあなたから、未来の子どもたちに伝わる。
つまり、子どもが防犯(ぼうはん)活動をすることは、自分だけでなく、おとなやおじいちゃん、おばあちゃん、そしてご近所さん、みんなにいいことがたくさんあるということだね。
みんなで、みんなの安全を守りながら、楽しく暮らせるって、サイコーだね。
子どもが[ちいき安全マスター2.0]になれるのかな?
もちろん、子どもたちは[ちいき安全マスター2.0]になれるよ。
そして、なるとよい理由もたくさんあるんだ。
それはね、
1.新しいアイデア
子どもたちは新しい考えをたくさん持っているからね。
2.元気いっぱい
子どもたちの元気は、みんなをハッピーにするよ!
3.勉強が得意(とくい)
新しいことを学ぶのが早くて、安全のこともすぐに覚えられるよ。
4.おとなも聞く耳を持つ
子どもたちが話すと、おとなも「へぇ!」ってなるんだ。
5.みんなと話すのが上手
いろいろな人と仲良くなれるんだよ。
6.大切な役割(やくわり)を持つ
[ちいき安全マスター2.0]になると、もっと責任(せきにん)感が持てるんだ。
7.スマホやパソコンが得意
新しい技じゅつを使って、安全を守ることができるよ。
8.アイデアがいっぱい
子どもたちのアイデアで、新しい楽しい安全活動ができるかも!
9.いっしょに何かするのが楽しい
みんなで協力すると、大きなことができるんだ。
10.ずっといい影響(えいきょう)を与(あた)える
小さいころから安全のことを学ぶと、大きくなっても役に立つんだよ。
もっとあるかも!ぜひそれを見つけてね。
[ちいき安全マスター2.0]になる方法は、次のページに!
でもその前に、すでに[ちいき安全マスター2.0]として、ちいきで活やくする子どもたちの様子を、びーぜんに見せてもらおうよ。
子どもたちがリーダーをやっているよ
みんなで地域の安全を守る[ちいき安全マスター2.0]になるって、とってもステキなことだよね。
ちょっと大変そうだと思うかもしれないけど、実はすごく楽しい。
たとえば、安全を守るためのルールをみんなで考えたり、お祭りやイベントで安全についてお話したり、みんなが困(こま)ったときに手助けをする。
[ちいき安全マスター2.0]になると、たくさんの友だちができるし、いっしょに活動することでチームワークが身につくよ。困っている人を助けたり、まちをもっと良い場所にする方法を考えることで、みんなから「ありがとう」と言われることもたくさんあるよ。
さあ、あなたも[ちいき安全マスター2.0]になって、安全で楽しいまちをつくろう。きっと、たくさんの人がよろこんでくれるし、君たち自身ももっと成長できるから。
やってみよう!
いっしょにがんばろう!
どうどうと[ちいき安全マスター2.0]になれる教材
このWEB教材は日本で初めて作られた、子どもたちが自信を持ってちいきの安全活動をして、[ちいき安全マスター2.0]になるためのものです。この教材を使えば、こどもが安全について学び、[ちいき安全マスター2.0]になるためのステップをふむことができます。
最初は「ミッション:ちいき安全マスター1.0」から始めましょう。
学ぶ順番は以下の通りです。
「ミッション:地域安全マスター1.0」から始め、動画やまんがを見ながら安全について楽しく学びましょう。
それぞれのページで新しい知識(しき)を学び、それを活動に生かしてみよう。
クイズに挑(ちょう)戦して、理かいを深めよう。
わからないことがあれば、パソコンやスマートフォンを使ってインターネットで調べてみましょう。
他の町や国で行われている安全活動について調べ、自分たちの町でも試してみましょう。
すべてのステップを終えたら、[ちいき安全マスター2.0]認定(にんてい)テストを受けてみよう。
合格(かく)すると認定証(にんていしょう)がダウンロードできるよ。
これがあれば、自分が学んだことを他の人に見せることができ、もっと学びたくなるよ。じまんじゃないよ、安全のために仲間をふやすんだ!
テストは何回でもチャレンジできるから、合格するまであきらめないで!
子どもたちが[ちいき安全マスター2.0]になることで、まちはより安全になり、みんなが笑顔になれる。
この教材は一人でも学びを進めることができるけど、きようだいや友だちもさそって、いっしょにやってみるともっと楽しいよ。
それでは「ちいき安全会議」を始めましょう。
友だちをさそってみよう。
協力しながら学びをスタート!
学習や活動のようすを見てみよう。
みんなこうしてリーダーになった
あなたは、学校の授業や習い事などで、いそがしい毎日をすごしているよね。
だから、何か新しい活動を始めるのはむずかしいかなって思うかもしれない。
そこでおすすめなのが、このWEB教材なんだ。
この教材は、タブレットやスマートフォンでいつでもどこでも使えるよ。
しかも無料で、名前を登録する必要もないよ。
空いた時間に動画やまんがを楽しんだり、“安全まめちしき”を学んだり、クイズで遊んでみたりできるよ。
少しずつでもいいから、安全についての知識(しき)を身につけよう。
気づいたら[ちいき安全マスター2.0]に一歩一歩近づいている。
日本中のたくさんの子どもたちが、自分のため、家族のため、おじいちゃんやおばあちゃんのため、自分より小さい子たちのために、この教材を使って学んでいるよ。
だからあなたもいっしょにがんばろう!
教材の中を、ふわふわ飛んでいるびーあん・びーぜんと共に、最後までがんばってみよう!!