おとなや中学生たちとミーティング
BLUEブルーランク(4〜5年生ぐらい)
[地域安全マップ]の中からさがした、すごくキケン、と思う場所のコメントをリストにして、<キケンポイント表>を作ろう。
これを見れば、一目でちいきのキケン度合いがわかる。
その場所が安全になるまで、どうすればよいかも考えられるね。
そしてポイントをみれば、どの場所から安全にしていけばよいか、すぐにわかるよ。
REDレッドランク(6年生ぐらい)
自分で、またはBLUEランクのマスターがつくった<キケンポイント表>を使って、キケンポイント3〜4点の場所について、「自分たちが気をつければよい」というレベルよりも一歩進んだアクションを起こすよ。
・[地域安全マップづくり]をしたことがない
・[ちいき安全マスター1.0]になっていない
こういう子どもたちに、キケンな場所でどのようにすればよいかを教えよう。
例えば、<キケンポイント表>の例⑥だと・・・
・ガードレールがない歩道を歩く時は、歩道のなるべく車道からはなれた側を通行しよう。しっかり区ぎられていない場所は、悪いことをしようとする人が子どもに近よりやすいので、キケンな場所だよ。
・ゴミが落ちている場所は、悪いことをしようとする人が近よってきやすいから、けいかいしよう。キミもゴミをすてたらダメだし、お家の人やちいきの人といっしょに清掃(そう)したら、安全な場所になるよ。
このように、キケンな場所、その理由、そこでどうすればよいか、ということを教えてあげると、小さい子もちゃんとわかって、自分自身を守ることができるようになる。あなたのチカラがほかの子を守る。
SILVERシルバーランク(中学生ぐらい)
ちいきの小学生で、[ちいき安全マスター1.0]になっていない子たちに、[地域安全マップづくり]が防犯(ぼうはん)こう果がすごく高いことを教えよう。
そして、その子たちが[地域安全マップづくり]ができるよう、ちいきのおとなたちと話し合おう。
例えば、町内会・自治会の行事にしてもらうことができれば、より多くの子どもたちが参加できるし、おとなも関わるので、みんなの安全のチカラがアップするよ。
GOLDゴールドランク(高校生ぐらい)
同じちいきで作られた[地域安全マップ]や、<キケンポイント表>を集めて、意見が重なるキケンな場所をあらい出そう。
その場所について、どうすればよいかの意見をまとめ、自治会・町内会へ[安全提(てい)案]をしよう。
また、そのアプローチを小学生たちに教えよう。
さらに、、、
市や町には、「市(町)民提案制度」というのがあるところもあるよ。
とても正式な提案だ。クレームやお願いではない。
だからしっかり話し合いをし、団体で提(てい)出しなければならない。
住んでいるところによって、決まりや方法がちがうので、自分のまちのホームページで検索(さく)してみて!
子どもには、ムリ・ムリ・ムリって、思わないことが大事。
こういうことができる、って知っていることが、いつかあなたを守るかもしれない。知識(しき)や情報(じょうほう)も、安全に生きるために、必要です!